ウルトラパンク&ポップな実践存在ガイド

世界が在ることを徹底的に破壊した果ての創造を生きよう

世界の始まりの無について

 

FLAT HEROES をダウンロード購入しましたが、子どもが離してくれないのでまだ遊べていないキシモトシンジです。

 

さてさて、今回は短めに。

前回の話 ↓ 世界の始まりの無っていうのが、どういう無なのかを検討していきますです。

ultrapop.hatenablog.com

 

前回、無には2パターンあるって話をしました。

  • 対象が定義されており、かつそれが世界に配置されない無(普通の無)
  • 対象が定義されない無(概念の無)

     

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ここで以前にした、世界の始まりは無であるはずって話 ↓ を再確認しておきます。

ultrapop.hatenablog.com

 

↑このエントリでは世界の始まりについて「 あらゆるものに生じた原因があり、世界の始まりには原因の在りうる対象は無いのですから、世界の始まりには何も無いはずです。」

としました。 

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ですから、

(1)対象が定義されており、かつそれが世界に配置されない無(普通の無)

当然、このような無である必要があります。対象が定義されており、具体的に世界へ配置されるならば、それは世界の始まりではないでしょう。

 

(2)対象が定義されない無(概念の無)

このような無である必要もあります。

  • 世界の始まりになんらかの概念が在るとしたら「そのような概念はどうやって生じたの?」という問いに答えがあるはずです。問いに答えがあるなら、それは世界のはじまりに到達していないですね。
  • あるいは或る概念が成立するならば、それが世界に配置されて良い条件が定まるはずです。しかしまだ世界は始まっていないのですから、或る対象が配置される条件も定まっていないはずです。

 世界の始まりには具体的な対象も、なんらかの概念もないですよ

というわけで、世界の始まりには具体的な対象も、それらの前提となる概念も無いですよ。

すると、無の概念も無いので、無であるということも言えなくなります。

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なんか想像を絶する状況(っていうか、概念も無い状況というのを、まさに想像する手段がない)ですが、次回からちょっとずつ紐解いていきますね。

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