そもそもマインドプットってなに?
こんにちはキシモトシンジです。
マインドプットノートというwebアプリをこしらえて運用しています
最近は開発も落ち着いてきたので記事を書いていますが、そもそも製品名であるところのマインドプットとはなにかを説明してなかったな、と。
今回はそれについて説明させてもらいます。
要は人間の考える力です。私は下のように定義しています。
情報のインプットとアウトプットの間で、 情報に意味を与えて加工する人の意識の力
私たちは日々情報を取り入れて、なんらかのアクションにして出力しています。たとえば
・本やwebで得た知識をスライドに描いてみんなに話す
・経験したことをブログを書く
・会社の偉い人の指示を実行に移す
・天気予報をインプットして出かけるときに傘を持つ
ただし、マインドプットからは計算や判定といったものは除きます。そんな退屈ものはエクセルやアルゴリズムにやってもらえばいいからです。
図にするとこんな感じ
コンピュータや AI はとても進歩してくれました。おかげで私たちの生活は豊かになりましたよ。
でもね、まだまだそういった自動化が届かない思考の領域があるじゃないですか。個人の持っている経験や価値観、自意識が強く反映される領域(=マインドプット)です。
判定や計算と、人間らしいマインドプットは社会にとって両輪のようなものだと思います。どちらかが、ではなくどちらもが進歩しないと本質的に社会は豊かにはならないと思うわけです。
つまりいまのところ、情報処理の両輪(計算や判定 ⇔ マインドプット)は片側だけがいびつに大きくなってるってことです。つまり計算ばかりできるようになったけれど、人間らしい考えの供給が全く足りないんです。
究極的には私たちが欲するものを予測できるのは私たち自身だけだと思います。
このへんの話はこのブログでも4年くらい前に書いてますね。
さて改めてこんな問いはいかがですか?
グーグルのAI はあなたが出かけるときに傘を持ちたがるかどうかを予測できるでしょうが(グーグルの検索ワードに”天気”とか”傘”なんかが頻出していればその地域のユーザーが傘を持って出かける確率は跳ね上がっているので)、未来の社会についての問いに私たちがうっとりするような答えを導き出すのはまだ先の話だとおもいます
どうでしょう?
あなたのマインドプットの力をマインドプットノートで最大化してみませんか?